Fedora Core 6 用のオアシス配列設定用パッケージ

オアシス配列(4)Fedora Core 6 用RPM パッケージを作りました。
今回は、オアシス配列(NICOLA-F)の為のオプション追加のみで、JISかな配列用の修正は含んでいません。

これは何?

106日本語キーボートで、NICOLA 配列の「ん」の隣に、「後退」キーを持ってくる為の設定を Fodora Core 6 の設定ツールで設定できるようにする為の RPM パッケージです。
次のように、"NICOLA-F style Backspace" というオプションが追加され、設定できるようにります。

次の配列図の青色のキーが設定変更されます。

RPM のアップデート方法
$ su -
# wget -nc http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/FC6/RPMS/xkeyboard-config-0.8-7.1mm.noarch.rpm
# rpm -Uvh xkeyboard-config-0.8-7.1mm.noarch.rpm
# exit
設定方法

1. 画面上部のメニューから、「システム」-「設定」-「キーボード」を実行。
2. 「キーボードの設定」が開かれるので、「レイアウトのオプション」タブを選択。
3. 「Japanese Keyboard Options」をクリック。
4. 「NICOLA-F style Backspace」にチェックマークを付ける。
5. 「閉じる(C)」をクリックして終了。

ログイン画面では、通常の配列のままです。

これは何?

"NICOLA-F style Backspaces" オプションを選んだとき、scim-anthy で、親指シフト入力方式を選ぶと「、」の位置が変わってしまうので、"NICOLA-F style Backspaces" 用に定義しなおした親指シフト配列の定義ファイルです。

設定方法

1. ファイルの設置

$ su -
# cd /usr/share/scim/Anthy/style
# wget -nc http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/scim-anthy/nicola-f.sty
# exit

2. 画面上部のメニューから、「シスシム」-「設定」-「他の個人設定」-「SCIM入力メソッドの設定」を実行。
3. 「SCIM入力メソッドの設定」が開かれるので、左側の「Anthy」をクリック。
5. 「一般」タブをクリック。
6. 「入力方式」は「親指シフト入力方式」を選択。
7. 「かな入力」タブをクリック。
8. 「親指シフト配列」の「レイアウト」は「NICOLA F型配列」を選択。
9. 「OK」をクリック。