Mac mini で 109日本語キーボード

Windows パソコン用の109日本語キーボードを Mac mini (MacOS X) で使うためのドライバソフト

WinK for MacOS X
http://www.trinityworks.co.jp/software/WinKOSX/index.php

PS/2キーボードやUSBキーボードには、JIS配列/ANSI配列といったキーボード配列を自動認識する仕組みが用意されていない為、Windows では、キーボードドライバインストール時に、キーボードドライバ + キー定義ファイルを一緒にインストール・設定を行うようになっています。

ところが、MacOS の場合、USBキーボードでのキーボード配列の決定は、USBデバイスのベンダID、プロダクトIDから配列を決定するようにキーボードドライバ埋め込みで行われているらしく(以前、Darwinソースコードを調べたときはそうだった)、OS 標準のキーボードドライバでは、Apple 製のキーボードしか正しく配列を認識できません。さらに、コントロールパネルで配列変更する方法も用意されていない為、OS標準のキーボードドライバがサポートしていないキーボードは、すべて ANSI配列キーボードとして認識されてしまうという問題があります。

Mac mini では、Windows のキーボードやマウス、ディスプレイがそのまま使えるという事がうたい文句でしたが、上記のような事を知っていたので、WinK for MacOS X のようなドライバが付属していたりするのかなと期待していたのですが、そういった対応がされておらず、非常にガッカリさせられました。

本来であれば、WinK for MacOS X のようなドライバソフトは、MacOS X に最初から入っているべきものですね。