効率だけが最重要なわけではない
ふたたびためします。 - 雑記/えもじならべあそびさんのブログより
いくら効率のよい入力方式や配列であったとしても、特殊な環境下でしか使えないものであれば、利用価値がそれほど高くないと判断する人もいるでしょうし、逆に特殊な環境下でしか使えなくても、利用価値があると判断する人もいるでしょう。このような多様な価値観を認めてこそ、新しいものも受け入れられていくようになっていくのではないかと考えています。
今はまず、日本語入力に問題意識を持ってくれる人が増えることを願うばかりです。あっ、極論すると「問題意識を持った上で、Qwertyローマ字入力や旧JISカナ入力を選択されている人がいるならば、それはそれで正しい」と思います。
何でもかんでも「新しいモノにしなきゃダメ!」ってのは、さすがにおかしな話だとも思いますし。そういうことは自然に、本人の意志で決定されるべきですから。
また、これから先、より効率の良い日本語入力方式、配列が一般化したとしても、それを長期にわたり安定して使いたいと思うのであれば、今ある方式、配列も長期安定的に使えるようにしなければならないでしょう。でなければ、新しいものが出てくるたびに、古いものを捨てて毎回覚え直さなければならなることでしょう。
本当の意味で入力方式、配列をユーザーが自由に選べばいいという事を言えるように、簡単に変更の出来ないキーボードの物理配列は、なるだけ多くの入力方式、配列に対応出来るようにしておきたいと考えている訳です。