「特殊化の果てにある緩やかな死」

このページのトップの画像は、キーボードの物理配列を汎用的にする事によって、その上の論理配列(かな配列や、日本語入力の各種、入力方式など)に多様性を持たせる事を狙ったものとなっています。
ある特定の論理配列用に特化したキーボードというものは、確かに効率が良く魅力的かもしれません。しかし、特殊化すればするほど柔軟性に欠けてしまい、変化に対応できないというリスクを抱えてしまう事になります。

映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の主人公、草薙素子のセリフ「特殊化の果てにある緩やかな死」は、特殊なキーボードの辿ってきた道に思えてなりません。

私が特定の論理配列に特化せずに汎用的なキーボード物理配列にこだわるのは、寿命を少しでも延ばし長期間に渡って安定供給され、使い続ける事が出来るキーボードが必要だと信じているからです。